情報処理技術者試験は取った方が良いのか?
IPAの情報処理技術者の資格取得を推奨している企業はわりといると思う。
自分の会社もそうである。中には受験料を払ってくれたり、資格を取得するとボーナスをくれる会社もある。
実際の仕事の現場では情報処理技術者の資格を取っても実際の仕事には役に立たないよって声を良く聞いていた。本当にそうなのか?
情報処理技術者の資格を取るための勉強はした方が良い
情報処理技術者の試験で必要な知識は、ジャンルにもよる。専門性が高い資格の方が特異にはなってくる。ただし、その分野にとっては基本的な知識やスキルがあれば取れる資格だと思う。
例えば基本情報処理技術者の資格を取るために必要な知識は、ソフトウエア開発をする上で基本中の基本だと思う。全てとは言わないが、知らないと仕事についていけない。
学校での勉強って、社会に出て役に立つの?って意見をよく聞くが、基本情報処理技術者の資格取得に必要な知識は、実際の仕事でも役に立つ。
資格試験の勉強は大変か?
社会人になってから資格を取ろうとすると、仕事とは別に勉強の時間を取らなければならず、大変だとは思う。
自分も学生の時や新人の時は資格が取れなかった。自由な時間がある時に少しずつでも良いから勉強しておいた方が良い。その方が後が楽。
勉強をあまりしなくても資格が取れるかもしれない
仕事の内容によるが、情報処理技術者の試験内容はわりと業務とマッチしていることがある。普段の業務をこなしていたり、職場のOJTで教えてもらった内容が資格取得の勉強になっていることもある。
ぜひ資格取得の参考書に一度目を通してもらいたいが、意外と知っていることが多いと思う。
参考書は1冊は読んだ方が良い
受験勉強と同じで、試験に受かるための勉強をしておいた方が合格しやすい。
参考書には試験の時間配分や、過去問の傾向等、試験に受かるためのアドバイスがしっかり書いてある。それらを知らないと知識があっても、ひっかけ問題や、答えがグレーなもの(厳密にはAとBの両方正解だが、どちらかというとBが理想的な回答といったもの)で間違える。
また、論述問題もあり、これもポイントを押さえておかないと回答を間違えやすい。特に論文を書く形式の問題は事前に準備をしてネタを用意しておかないと時間内に書ききれない。手がしびれるぐらいひたすら書かないと時間が足りないといったレベル。