歯車には歯車の意地がある

システムエンジニアとして働く中年サラリーマンのライフログです!!

ロジカルティーチング:阿部 純一郎

私も40歳を過ぎ、部下を持つ立場となっている。

ただし、ずっとエンジニアとして生きてきて、今も現役でプログラムを書いたりしている。

正直、部下の育成方法というのがわからない。少なくとも、人を教育する勉強をずっとしてきたわけではなく、プロでないのは明らかだ。

特に今の若手とはどう接していいのかがわからず、悩んでいる。価値観の違いを実感している。自分と比べると、まさに「草食系」なところとか。

そんな状況で本書の「ガツガツしていない若手社員を伸ばす技術」というサブタイトルを見て、手に取ってみた。

 

主体性を持って欲しい

「指示待ち人間」は良くないといった言葉を、社会人になる前もなった後も言われてきた。私から指摘をしたり、説教したりする人は「主体性」が足りないと思っている。

受身的な姿勢を取っており、そういった姿を見るとついイライラしてしまう。

受身的な人は自己効力感が足りないらしい。

成功体験が少なく、自分にはできないという思いから、最低限のことをこなせば良いと考えてしまうらしい。確かに自分もそういう時があった気がする。

本書では主体性を持ってもらうにはどうしたら良いか、上司がどう働きかけるのが良いか、あるいはどういた働きかけはNGなのか、自分が知りたいことがわかりやすくまとめられていた。

効果のほどは実践してみないとわからないが、ただ、今の自分のやり方が間違いなのは明らかだというは認識できた。